目次
概要
一般名 | セツキシマブ サロタロカンナトリウム/td> |
商品名 | アキャルックス |
治験薬コード | |
一般名英語表記 | Cetuximab Sarotalocan Sodium |
商品名英語表記 | Akalux |
種類 | 抗体-光感受性物質複合体 |
投与経路 | 点滴静注 |
適応がん種 | 切除不能な局所進行又は局所再発の頭頸部癌 |
特徴
アキャルックスは、細胞表面上のEGFRに対するモノクローナル抗体であるセツキシマブと、光感受性物質である色素IR 700を結合させた抗体薬物複合体(ADC)です。がん細胞膜上に発現するEGFRに特異的に結合した後、波長690 nmのレーザ光照射により励起されたIR700が光化学反応を起こし、がんの細胞膜を傷害すると考えられており、「光免疫療法」として注目されています。
また、破壊されたがん細胞からがん抗原が放出されることにより、周囲の免疫細胞が活性化され全身を循環することにより、転移がんに対しても効果を発揮することが期待されています。
効能・効果
切除不能な局所進行又は局所再発の頭頸部癌
用法及び用量
通常、成人にはセツキシマブ サロタロカンナトリウム(遺伝子組換え)として、1日1回 640mg/m2(体表面積)を2時間以上かけて点滴静注する。点滴静注終了20~28時間後にレーザ光を病巣部位に照射する。
重大な副作用
頸動脈出血・腫瘍出血、舌腫脹・咽頭浮腫、Infusion reaction、重度の皮膚障害、瘻孔・皮膚や粘膜の潰瘍又は壊死
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4299406
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