皆さん、こんにちは。
先日(12/19)オンコロ も共催するオンラインセミナー「医療従事者及び医療を学ぶ学生のためのがん医療セミナー2020~実は患者さん・一般の人は「がん」のここがわからない」を無事終えることができました。
川上は、こちらの企画や進行など、運営の支援もしていたのですが、当日は、がん告知の場面で乳がん患者役を演じる役割もあり、女優デビューを果たしました。
この企画は、オンコロ がいつも大変お世話になっている、近畿大学の中川和彦教授が理事長を務めておられる、特定非営利活動法人 近畿がん診療推進ネットワークが毎年主催しているもので、特に、患者さんとのコミュニケーションをテーマに取り上げ、医師だけでなく、看護師や薬剤師、MSWなどのメディカルスタッフとともに考える企画です。
今年は初めての試みとして、ロールプレイを取り入れ、一般の方の目線から「ここがわからなかった」をご指摘いただき、討議する、との企画にチャレンジされました。
「一般の方の目線」を代表してくれたのは、過去に度々、オンコロ で「がん啓発×エンタメ」のコラボに協力してくれた、ソーシャルアイドル、notall(ノタル)のメンバーです。
私は、ステージⅣの乳がんを告げられる役で、告知に同席する夫役は、一般財団法人 キャンサー・ベネフィッツ の山口拓洋先生(東北大学大学院 医学系研究科・医学部 医学統計学分野 教授)が務めてくださいました。
医師役は、亀田総合病院卒後研修センター 初期研修医 の瀬口京介先生。
ホンモノの医師ですが、研修医のお立場で、大変緊張されて本番に臨んでおられましたが、とっても優しく誠実に、Badnewsを真摯に伝えてくれました。
私はといえば、、役に入り込んでしまって、先生の一言一言が胸に刺さり、心臓はドキドキ。。頭はグルグル。
夫役の山口先生をホントの夫のように頼りにすがりたい気持ちで、告知が怖くて悲しくて、頭が真っ白な感じの時間となりました。
ロールプレイの後は、一般の方々目線のノタルのメンバー達からのご意見に、中川先生がコメントする形で討議を進めていきました。
どんな熱演だったか、どんな討議に発展したか、は、ぜひ、アーカイブを観てくださいね!
「医療従事者及び医療を学ぶ学生のためのがん医療セミナー2020~実は患者さん・一般の人は「がん」のここがわからない」アーカイブ動画
https://youtu.be/4rtldZjt5fU
この企画では、オンコロ の可知も患者役としてデビューしております。
こちらもぜひ観てみてください。
後半は、こちらもいつもお世話になっている、NPO法人肺がん患者の会ワンステップの長谷川さんや、私のキャンサーネットジャパン時代、まだ「ピアサポート」というコトバが医療者に殆ど馴染みのない頃に共にピアサポートを事業として立ち上げ推進してきた、「ヒアサポートよこはま」事務局長の武岡ひとみさんにゲストとして入っていただき、患者目線からのフィードバックとご意見をいただきました。
初めての企画チャレンジで、運営側としていろいろと反省点もありますが、続編でより改善していければ、と思います!
私の女優ぶりをぜひ、お楽しみください。
もちろん、企画自体からも、ぜひ、共に考えらたら、と思います。
川上祥子