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第5回OMCE 緩和ケアほんとのところは?(岩瀬先生)レポート

  • [公開日]2016.06.20
  • [最終更新日]2019.03.11

講演タイトル:『緩和ケアほんとのところは?』
演者:    岩瀬 哲 先生 (東京大学医科学研究所附属病院緩和医療科 特任講師)
日時:    5月27日(金)19時
場所:    秋葉原・ジーニアスホール

今回のテーマは「緩和ケア」という事で、決まったがん種というわけではないため、いつも以上にご来場いただきました。
クローズドセミナーであるため全ての情報は掲載できませんがポイントとなる情報をお伝えしていきます。

多くの方がイメージする緩和ケアとは苦痛を取り除くためのケアというイメージが強いかもしれません。

しかし、岩瀬先生がおっしゃるに、緩和ケアとは苦痛の「予測」「予防」「緩和」の3本柱との事でした。

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「予測」「予防」については、今、患者からも求められている在宅でのケアを考えてのことでした。緩和ケアによるコントロールによって、「予測」「予防」をすることで在宅移行ケアは進んでいくとのことでした。

そして、在宅移行ケアで必要となってくるのが遠隔診療とのことでした。この遠隔診療をしっかりと行うには課題も残っているようで、そこを補うためには日々の診察がより重要になってくるそうです。
双方向性かつリアルタイムの非対面診療が開かれることが遠隔診療の必須の要件である」

私が感じた岩瀬先生の緩和ケアについてまとめます。
・がん治療をするうえで欠かせないものである
・痛みを取り除くだけのものではない
・個々の患者さんの置かれている背景を考慮して行われている。
・遠隔診療システムの普及が期待される

色々な感想を持たれた方がいると思います。感じた事は違えど来場された多くの方に満足して頂けました。今後もセミナーは開催していきますので、気になるセミナーがございましたら参加をお願い致します。

レポート担当:HAMA

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