ミクロ転移は、マイクロ転移や微小転移と同義語として用いられています。乳がんの微小転移の定義は、リンパ節への転移が0.2mmより大きく2.0mm以下または2.0mm以下の転移でがん細胞数が200個以上と規定されています。また、現在の検査では他臓器や血液中から見つけることのできないがん細胞の存在を指してマイクロ転移と言う場合もあります。
手術前あるいは手術後に目にみえないマイクロ転移を根絶させることを目的に全身治療(抗がん剤治療や放射線治療など)を行います。この様な治療は、がんの種類や広がり具合、患者さんの状態などによって異なります。
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