フィラデルフィア染色体 [公開日]2018.02.01[最終更新日]2018.02.01 フィラデルフィア染色体とは、DNA(遺伝物質)が存在している染色体のなかで、22番染色体と9番染色体が途中で切れて、それぞれの切断部分がくっついてできる異常な染色体です。この染色体の異常は、慢性骨髄性白血病や一部の急性リンパ性白血病などでみられます。このフィラデルフィア染色体の発生の結果としてBCR-ABL遺伝子が発現し、造血幹細胞(ヒト生体では主に骨髄に存在し、白血球、赤血球、血小板などを産み出す大元の細胞)を無制限に増殖させるようになります。 作成:株式会社インテリム × 株式会社 インテリム 2005年8月に創設されたオンコロジー領域に強みを持つ開発業務受託機関(CRO)です。国内だけでなくグローバル、アジア治験に強みを持ち、韓国、台湾、中国、インド、米国、欧州にネットワークを持っています。 社内には「オンコロジースペシャリスト&エキスパート認定制度」という認定制度があり、現在、50名以上スペシャリスト認定者と、顧問の西條長宏氏(日本臨床腫瘍学会元理事長)の口頭試問をパスした12名のエキスパート認定者が在籍します。 記事一覧を見る ▶