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ザルトラップ(アフリベルセプト)

  • [公開日]2019.07.08
  • [最終更新日]2019.07.08

本ページは株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。

目次

概要

一般名 アフリベルセプト
商品名 ザルトラップ
治験薬コード
一般名英語表記 aflibercept
商品名英語表記 Zaltrap
種類 血管新生阻害剤
種類 VEGF阻害剤
投与経路 注射
適応がん種 大腸がん

特徴

がん細胞の増殖に必要なVEGFという物質の働きを阻害し、血管新生を阻害することで抗腫瘍効果をあらわす薬剤。 がん細胞は無秩序な増殖を繰り返したり転移を行うことで、正常な細胞を障害し組織を壊すがん細胞の増殖には、がんに栄養を送る血管の新生が必要となり血管内皮増殖因子(VEGF)という物質が深く関わっています。

本剤はVEGFとその受容体(VEGFR)との結合を阻害することで腫瘍における血管新生を阻害する作用をあらわします。

効能・効果

大腸がん

用法及び用量

イリノテカン塩酸塩水和物、レボホリナート及びフルオロウラシルとの併用において、通常、成人には2週間に1回、アフリベルセプト ベータ(遺伝子組換え)として1回4mg/kg(体重)を60分かけて点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。

重大な副作用

出血、消化管 穿孔、瘻孔、高血圧、ネフロ ーゼ症候群、好中球 減少症、重度の 下痢、Infusio n reaction、創傷治 癒遅延、可逆性後白質脳症症候群、静脈血栓塞栓症、血栓性微小血管症

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291436A1023

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