オンコロスタッフ紹介
株式会社 インテリム
2005年8月に創設されたオンコロジー領域に強みを持つ開発業務受託機関(CRO)です。国内だけでなくグローバル、アジア治験に強みを持ち、韓国、台湾、中国、インド、米国、欧州にネットワークを持っています。 社内には「オンコロジースペシャリスト&エキスパート認定制度」という認定制度があり、現在、50名以上スペシャリスト認定者と、顧問の西條長宏氏(日本臨床腫瘍学会元理事長)の口頭試問をパスした12名のエキスパート認定者が在籍します。
執筆記事一覧
薬疹
2018.02.21
- オンコロ辞典
薬疹とは投与された薬剤のアレルギー反応により全身に出現する発疹をはじめとする各種の皮膚粘膜病変の事で、急性のものと慢性のものに区分されます。ほとんどの薬疹は、原因の薬剤を中止すれば消失しますが、軽度の ...
ミスマッチ修復機構
2018.02.21
- オンコロ辞典
ミスマッチ修復機構とは、DNAを複製(コピー)する時に生じた、塩基のミスマッチ(間違った対合や塩基の誤挿入、欠失など)を修正するDNA修復機構の1つです。細胞が2つに分裂する時には、持っているDNAと ...
慢性期
2018.02.21
- オンコロ辞典
慢性期とは、病状は比較的安定しているものの、治癒するまでに至らない状態が続いている時期のことをさします。慢性期のほかに、症状の経過時期・必要とされる処置内容に応じて、症状が急激に現れる急性期、危機状態 ...
末梢神経障害
2018.02.21
- オンコロ辞典
末梢神経系とは、中枢神経系以外の神経系、すなわち脳と脊髄以外の神経のことです。末梢神経障害とは何らかの要因によりその神経に障害がおこった状態の事で症状としては四肢末端の痺れ感(刺すような痛み)、深部腱 ...
ホルモン避妊療法
2018.02.21
- オンコロ辞典
“ホルモン避妊療法とは低用量ピルと呼ばれる経口避妊薬を服用し排卵を抑制することで避妊する方法です。ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンが含まれています。 世界的には経口避 ...
副腎ステロイド療法
2018.02.21
- オンコロ辞典
ステロイドとは、副腎から作られる副腎皮質ホルモンの1つです。ステロイドホルモンを薬として使用する目的としては炎症を抑えたり、免疫力を抑制したりする作用があり、がんだけでなくさまざまな疾患の治療に使われ ...
PMDA
2018.02.21
- オンコロ辞典
PMDAとは独立行政法人医薬品医療機器総合機構のことでPharmaceuticals and Medical Devices Agencyの頭文字をとってPMDAと呼ばれています。特殊法人等整理合理化 ...
曝露反応
2018.02.21
- オンコロ辞典
曝露反応とはがん治療などで投与された薬剤の有効成分が、体内で標的となるがん(がん細胞)に届き、がんが薬剤にさらされることによる反応(治療効果)のことをいいます。新たな医薬品が開発されるときにその薬剤が ...
バルキー病変
2018.02.21
- オンコロ辞典
バルキー(Bulky)病変とは 悪性リンパ腫において縦隔の1/3以上に病変の拡がりがみられたり、最大径が10cm以上の腫瘤(かたまり))がある状態の事です。 悪性リンパ腫においてこの状態は各研究グルー ...
ネフローゼ症候群
2018.02.21
- オンコロ辞典
ネフローゼ症候群とは、尿から大量のたんぱくが漏出し(蛋白尿)、その結果血液中のたんぱくが減少する病気です。 体のむくみ(浮腫)や腎機能の低下に加え、様々な合併症(血液が血管の中で固まってしまう血栓症、 ...
低マグネシウム血症
2018.02.21
- オンコロ辞典
“低マグネシウム血症とは血清マグネシウム濃度が1.4mEq/L(0.70mmol/L)を下回る状態を示します。原因には利尿薬などの薬物による排泄増加大量の飲酒、長期間の下痢、利尿薬などの薬 ...
治癒モデル
2018.02.21
- オンコロ辞典
治癒モデルとは集団レベルのがん患者のデータに対して、がんによる死亡とその他の死因とを区別し、治癒の割合を表したものです。がんの診断から年数が経過していくと患者さんの生存曲線は平たんになりますがその時点 ...
最大耐量(MTD)
2018.02.21
- オンコロ辞典
最大耐量(MTD)はmaximum tolerated dose の略で、許容できない副作用を引き起こすことなく投与できる薬物または治療の最大の用量を示します。主に抗がん剤の投与量に対して使われる概念 ...
高ナトリウム血症
2018.02.21
- オンコロ辞典
高ナトリウム血症とは何らかの原因により体内の水分調節機能が正常に働かず血中のナトリウムの濃度が145meq/L以上に上昇してしまう電解質代謝異常症のことです。喉の渇きや興奮状態、痙攣が初期からみられ重 ...
好中球減少症
2018.02.21
- オンコロ辞典
好中球減少症とは白血球の一種である好中球が血液中1㎣あたり1500個以下になった状態をいいます。好中球は感染を防ぐ機能に重要な免疫機能を担っているので、好中球が減ってくると、細菌や真菌などによる感染症 ...
鎌状赤血球貧血(SCA)
2018.02.21
- オンコロ辞典
“鎌状赤血球貧血(かまじょうせっけっきゅうひんけつ)は溶血性貧血の一種でもともとアフリカ熱帯地方の黒人に多発する遺伝性疾患で三日月形細胞貧血とも呼ばれます。 赤血球中に含まれるヘモグロビン ...
エフェクターT細胞
2018.02.21
- オンコロ辞典
エフェクターT細胞は、胸腺の外(末梢)に出て全身を循環しながら、Th1、Th2、Th17の3種類に分化して、病原体(細菌・ウイルス・寄生虫・真菌など)の排除に最適な免疫反応を誘導します。また、エフェク ...
IDH分化症候群
2018.02.21
- オンコロ辞典
IDH分化症候群とは、急性骨髄性白血病(AML)の治療にIDH阻害剤を用いた時に起こる、時に致死的な合併症です。IDH(イソクエン酸デヒドロゲナーゼ)遺伝子の変異は、様々ながんで見つかっており、急性骨 ...
瘻孔(ろうこう)
2018.02.01
- オンコロ辞典
瘻孔(ろうこう)とは、、炎症などによって生じ た、皮膚や粘膜と臓器をつなぐ、または臓器と別の臓器をつなぐ異常な管状の穴のことをいいます。体の表面に見えている(開口している)ものと、身体の中でつながって ...
用量制限毒性(DLT)
2018.02.01
- オンコロ辞典
用量制限毒性(DLT)とは新規抗がん剤を患者さんに投与する際にこれ以上の増量ができない理由となる毒性(有害事象)のことをいいます。抗がん剤の治験では、NCIのCTCAEという基準で規定されていてグレー ...