オンコロスタッフ紹介
株式会社 インテリム
2005年8月に創設されたオンコロジー領域に強みを持つ開発業務受託機関(CRO)です。国内だけでなくグローバル、アジア治験に強みを持ち、韓国、台湾、中国、インド、米国、欧州にネットワークを持っています。 社内には「オンコロジースペシャリスト&エキスパート認定制度」という認定制度があり、現在、50名以上スペシャリスト認定者と、顧問の西條長宏氏(日本臨床腫瘍学会元理事長)の口頭試問をパスした12名のエキスパート認定者が在籍します。
執筆記事一覧
遊走
2018.02.01
- オンコロ辞典
遊走とは細胞などが生体内のある場所から別の場所に移動することをいいます。遊走する細胞として白血球がありますが、白血球のひとつである好中球は体内に侵入した細菌を貪食するために、自ら変形しながら血管の壁を ...
ミクロ転移
2018.02.01
- オンコロ辞典
ミクロ転移は、マイクロ転移や微小転移と同義語として用いられています。乳がんの微小転移の定義は、リンパ節への転移が0.2mmより大きく2.0mm以下または2.0mm以下の転移でがん細胞数が200個以上と ...
マクロ転移
2018.02.01
- オンコロ辞典
マクロ転移とは、乳癌において、センチネルリンパ節の転移巣の大きさが2 mmを超えるもののことです。がん組織から流れ出たリンパ液がリンパ管を通り初めに流れ着くリンパ節をセンチネルリンパ節と呼びます。セン ...
ホットフラッシュ
2018.02.01
- オンコロ辞典
ホットフラッシュとは、いわゆる「のぼせ」や「ほてり」で、更年期障害の代表的な症状のひとつで女性にも男性にも起こります。これは、加齢に伴い女性ホルモンや男性ホルモンが減少して、ホルモンのバランスが変化す ...
マイクロサテライト不安定性
2018.02.01
- オンコロ辞典
マイクロサテライト不安定性とは、細胞が分裂する際に起こる、DNAの配列ミスを修復する機能が低下している状態のことをいいます。細胞は常に分裂を繰り返していますが、分裂して出来た細胞のDNAの配列が間違っ ...
分子遺伝子学的奏効
2018.02.01
- オンコロ辞典
分子遺伝子学的奏効とは、慢性骨髄性白血病(CML)の治療効果の判定で用いられる基準の一つです。慢性骨髄性白血病は、「フィラデルフィア染色体」という異常な染色体に存在する、「BCR-ABL遺伝子」が原因 ...
フィラデルフィア染色体
2018.02.01
- オンコロ辞典
フィラデルフィア染色体とは、DNA(遺伝物質)が存在している染色体のなかで、22番染色体と9番染色体が途中で切れて、それぞれの切断部分がくっついてできる異常な染色体です。この染色体の異常は、慢性骨髄性 ...
ファンコーニ症候群
2018.02.01
- オンコロ辞典
ファンコーニ症候群とは、腎臓の近位尿細管の機能が障害されることにより引き起こされる病気で、本来近位尿細管で再吸収されるはずの物質が、再吸収されずに尿としてそのまま排泄される病態を呈します。ファンコーニ ...
副次評価項目
2018.02.01
- オンコロ辞典
副次評価項目とは、臨床試験の評価項目の中で、一番知りたい評価項目(主要評価項目)以外の項目のことです。臨床試験では、「新しい薬や治療法が患者さんに利益をもたらすかどうか」を調べます。患者さんの利益には ...
BCL-2
2018.02.01
- オンコロ辞典
BCL-2は、細胞死抑制機能を持ち、アポトーシスのクリティカルなステップを調節しています。更にBcl-2に構造が類似したタンパクが多数同定されており、これらはBcl-2ファミリーと呼びます。Bcl-2 ...
微小残存病変(MRD)
2018.02.01
- オンコロ辞典
微小残存病変(MRD:minimal residual disease)とは、抗がん剤の投与や根治切除手術により、一定の効果が確認された後でも、患者さんの体内にまだ残っているだろうと想定されるがん病変 ...
皮膚粘膜眼症候群
2018.02.01
- オンコロ辞典
皮膚粘膜眼症候群とは、38℃以上の高熱を伴い、全身の皮膚や、粘膜(口や目)に発疹や水ぶくれなどの激しい症状が現れる病態です。発見者にちなみ、スティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれます。原因は医薬品 ...
表皮壊死融解症
2018.02.01
- オンコロ辞典
表皮壊死融解症は、中毒性表皮壊死融解症とも呼ばれます。全身の皮膚が紅くなり、擦るだけでズルズルと剥離し、まるでヤケドのようになります。水疱やびらんなど皮膚が剥がれた面積が10%以上のものを中毒性表皮壊 ...
肺線維症
2018.02.01
- オンコロ辞典
肺線維症とは、肺の間質が何らかの原因(炎症が続くなど)で厚く、硬くなったしまった(線維化した)状態のことです。私たちが吸った空気は、気管や気管支を通り、肺の奥にある「肺胞」という小部屋に送られます。送 ...
肺水腫
2018.02.01
- オンコロ辞典
肺水腫は、肺を構成している肺胞と呼ばれる小さな袋状の構造物の周囲の毛細血管から血液の液体成分が肺胞内へ滲み出した状態です。肺胞の周りには網目状の毛細血管が取り巻き、空気と血液の間で酸素と二酸化炭素が交 ...
肺障害
2018.02.01
- オンコロ辞典
肺障害には、細菌やウイルスの感染、急性肺障害の他に放射線治療に伴う放射線肺臓炎、薬物治療に伴う薬剤性肺障害などがあります。がん治療では放射線治療や抗がん剤治療が行われ、治療中、治療後の肺障害は「息切れ ...
導入療法
2018.02.01
- オンコロ辞典
導入療法とは、固形がんの場合は、手術や放射線治療など他の治療法に先行して抗がん剤による化学療法を行う方法です。導入療法の目的は①強力な化学療法を先行することによって腫瘍の退縮を図り、その後の根治治療で ...
低ナトリウム血症
2018.02.01
- オンコロ辞典
低ナトリウム血症とは、血液中のナトリウム濃度が減少した状態で、臨床的には、血清ナトリウム濃度が136 mEq/Lを下回ることです。ナトリウムは細胞の浸透圧調節に重要な役割を果たしています。そのため、細 ...
低リン酸血症
2018.02.01
- オンコロ辞典
低リン酸血症とは、血清(血液が凝固し、上澄みにできる淡黄色の液体成分のこと)中のリン酸の濃度が低い状態のことです。リンは、腸管から吸収され、尿中に排泄されます。血清中のリン濃度は、主に腎からのリン排泄 ...
手足症候群
2018.02.01
- オンコロ辞典
手足症候群とは、抗がん剤の投与によって手や足の皮膚の細胞が障害されることで起こる皮膚症状の副作用です。主な症状として、手足や指先、足底が痺れたり、ヒリヒリ感・チクチク感などの知覚過敏があります。また発 ...