シスプラチンは、白金製剤に分類される抗がん剤です。DNA塩基の間に架橋を形成し、DNA複製を阻害して抗腫瘍効果を発揮する殺細胞性抗腫瘍薬です。
様々ながん腫で使用されており、点滴静注で投与されます。主な副作用は、腎機能障害で、重篤な腎障害のある患者さんには投与できません。その他の副作用には、食欲不振、嘔吐、胃腸の不調や、骨髄抑制、末梢神経障害、難聴、脱毛などがあります。
作成:株式会社インテリム
株式会社 インテリム
2005年8月に創設されたオンコロジー領域に強みを持つ開発業務受託機関(CRO)です。国内だけでなくグローバル、アジア治験に強みを持ち、韓国、台湾、中国、インド、米国、欧州にネットワークを持っています。
社内には「オンコロジースペシャリスト&エキスパート認定制度」という認定制度があり、現在、50名以上スペシャリスト認定者と、顧問の西條長宏氏(日本臨床腫瘍学会元理事長)の口頭試問をパスした12名のエキスパート認定者が在籍します。
記事一覧を見る ▶