オンコロスタッフ紹介
医療ライター 福島 安紀
ふくしま・あき:社会福祉士。立教大学法学部卒。医療系出版社、サンデー毎日専属記者を経てフリーランスに。医療・介護問題を中心に取材・執筆活動を行う。著書に「がん、脳卒中、心臓病 三大病死亡 衝撃の地域格差」(中央公論新社、共著)、「病院がまるごとやさしくわかる本」(秀和システム)、「病気でムダなお金を使わない本」(WAVE出版)など。
執筆記事一覧
患者会とも連携し希少がんの創薬と情報発信を~第2回希少がん患者サミット
2021.10.15
- ニュース
日本希少がん患者会ネットワーク(RCJ)が、9月18日、「第2回希少がん患者サミット~つながろう!つなげよう!希少がん~私たちの命をつなぐ連携~」をオンライン開催した。標準治療がない場合もある希少が ...
頭頸部がんに条件付き承認の「光免疫療法」 他のがん種や全身療法への応用を目指す臨床試験も進行中
2021.08.30
- ニュース
手術ができない局所進行・再発頭頸部がんに対するアキャルックス(一般名・セツキシマブ サロタロカンナトリム)とBioBlade(バイオブレード)レーザーシステムを用いた「光免疫療法」が、昨年9月に世界 ...
「がん悪液質」の治療薬登場で食欲不振や体重減少に悩む患者のQOL改善に期待
2021.06.18
- ニュース
がんの進行や治療の影響による食欲不振や急激な体重減少に悩むがん患者は少なくない。そんな症状に悩む人に朗報だ。通常の栄養サポートをしても体重や骨格筋が減少する「がん悪液質」に対する治療薬が国内で初承認 ...
20年の新規肺がん患者が前年比6.6%減少
2021.05.11
- ニュース
日本肺癌学会は、全国490病院を対象に、新型コロナ感染症(COVID-19)が肺がん診療に及ぼす影響調査を行い、4月30日、その結果を公表した。解析対象になった118病院の2020年1~10月の10 ...
AYA世代のがん関連研究の現状と今後は? AYAがんの医療と支援のあり方研究会が市民公開講座を開催
2021.04.19
- ニュース
AYA(アヤ:Adolescent and Young Adult)世代は、15歳から40歳未満の思春期・若年成人のこと。この世代のがんは希少がんが多く多様で、さまざまな診療科で診察されているが、学業 ...
世界標準の転移・再発GIST薬物療法を受けるには
2021.04.12
- 特集
GIST(ジスト/消化管間質腫瘍)は、胃や大腸、小腸などの消化管の筋肉の粘膜下に発生する肉腫で、10万人当たり1~2人に発生する希少がんの一つです。現在、手術ができない転移・再発GISTに対する標準治 ...
高齢がん患者の身体機能の低下を防ぐには?
2021.03.11
- ニュース
第18回日本臨床腫瘍学会学術集会JSMO2021のシンポジウム2「高齢者のがん治療を安全・効果的に遂行するための取り組み」が、2月18日、オンライン開催された。このシンポジウムでは、がん治療医、認知機 ...
「高齢者のがん治療を安全・効果的に遂行するための取り組み」とは?
2021.03.11
- ニュース
第18回日本臨床腫瘍学会学術集会JSMO2021のシンポジウム2「高齢者のがん治療を安全・効果的に遂行するための取り組み」が、2月18日、オンライン開催された。国立がん研究センターの「最新がん統計」に ...
CancerXがオンラインで議論「在宅医療~より良い在宅医療のためにできること~」とは?
2021.02.18
- ニュース
「がんと言われても動揺しない社会へ」の実現を目指す一般社団法人CancerXが、1月31日から2月6日までの1週間、「World Cancer Week 2021」をオンライン開催。その中から、最終 ...
リンパ腫になって得た引き算と足し算の縁
2020.09.23
- ニュース
認定NPO法人キャンサーネットジャパン(CNJ)が、8月29日~30日、「オンライン血液がんフォーラム2020」を開催し、「サバイバーズセッション」で、フリーアナウンサーの笠井信輔氏と米国MDアンダー ...
2回のがんを経験して思うこと
2020.09.18
- ニュース
認定NPO法人キャンサーネットジャパン(CNJ)が神奈川県などと共催で、8月29日~30日、「オンライン血液がんフォーラム2020」を開催。2日目の「サバイバーズトーク」では、軟部肉腫と骨髄異形成症候 ...
新薬の開発進む中枢神経系原発悪性リンパ腫(PCNSL)の治療
2020.09.10
- ニュース
患者支援団体の認定NPO法人キャンサーネットジャパンが、8月29日~30日、「オンライン血液がんフォーラム2020」を開催した。「中枢神経系原発悪性リンパ腫(PCNSL)」のセッションでは、国立がん ...
がん患者は新型コロナ感染・重症化しやすい? 治療の延期は?
2020.04.25
- ニュース
「治療が延期になったら困る」「がん患者は感染リスクが高いとされるがどうしたらいいのか」――。新型コロナ感染拡大で、そんな不安を感じているがんの患者・家族は少なくない。一般社団法人CancerXが、4 ...
小児・若年の男性がん患者は、化学療法の前に精子凍結保存検討を
2020.03.19
- ニュース
第10回日本がん・生殖医療学会学術集会が、2月15~16日に埼玉県大宮市で開催され、獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンター助教で男性不妊治療や生殖補助医療を専門とする泌尿器科医の岩端威 ...
まだ地域格差がある「がん・生殖医療ネットワーク」の現状
2020.03.19
- ニュース
「がん治療が終わったら、将来、子どもがほしい」「卵子や精子などを保存しておけるのなら、しておきたい」と考えるがん患者さんは少なくない。2018年3月に閣議決定された国の第3期がん対策推進基本計画では ...
男は黙って悩んでいる?!がんによる外見の変化、初めての男性向けガイド刊行
2020.01.29
- ニュース
がんによる症状や治療によって、外見が変化し、外出したくなくなったり、職場や家族との人間関係がおかしくなったりして人知れず悩んでいないだろうか。国立がん研究センター中央病院・アピアランス支援センターが ...
医療ビッグデータの活用で判明!終末期の過剰治療はがん拠点病院などで多い
2019.12.11
- ニュース
第3期のがん対策推進基本計画には「初期からの緩和ケア」の重点課題として盛り込まれ、がん医療に緩和ケアが不可欠であるとの認識が広がってきた。しかし、日本全国で実際にどのような緩和ケアが提供されているか ...
再発後の予後をはっきり伝えてもアイコンタクトで満足感や医師との信頼感が高まる
2019.12.11
- ニュース
がんが再発・転移した患者から予後を聞かれたとき、「余命1年」などと数字ではっきりと伝えるべきかどうか、どういう伝え方が望ましいのか。医師の側も悩んでいるのが現状だ。日本がん支持療法研究グループ・J- ...
オランザピン5mg+標準制吐療法で抗がん剤投与翌日以降の遅発期の吐き気も予防
2019.12.11
- ニュース
日本がん支持療法研究グループ・J-SUPPORTが、10月18日、東京・築地の国立がん研究センターで「がんと向き合える世界をつくろう!!! ~支持・緩和・心理研究の最前線から~」をテーマに、患者・家 ...
がん患者も起こしやすい「せん妄」とは
2019.09.09
- ニュース
- 特集
「せん妄」という言葉をご存知だろうか。「せん妄」は、がん治療中の患者さんにもよく起こる症状の一つだ。日本がんサポーティブケア学会が、8月7日に東京・大手町で開いたプレスセミナーで、名古屋市立大学大学 ...