肺がん
BRAF遺伝子変異とは
2018.12.11
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BRAF遺伝子変異は、細胞増殖の指令の伝達に関わるBRAF遺伝子の異常です。BRAFの600番目のアミノ酸はバリン(V)と呼ばれる必須アミノ酸ですが、これが変異によってグルタミン酸(E)に変わると、増 ...
ROS1遺伝子変異とは
2018.12.11
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ROS1融合遺伝子は、細胞の増殖などに関わるROS1遺伝子が他の遺伝子と融合して生じた異常な遺伝子です。やはり、ATPと結合すると細胞増殖のスイッチが入りっぱなしになり、がん細胞が増殖し続けます。RO ...
肺がんと疑われたら|肺がんの検査、診断について
2018.12.08
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肺がんと疑われたら 肺がん検診や自覚症状によって撮影された胸部X線検査で肺がんの疑いがあるとされた場合、以下の手順で診断を行います。 ①質的画像診断(CT検査等) ②確定診断(病理診断) ③病期診断( ...
EGFR遺伝子変異とは
2018.11.11
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非扁平上皮がんに最も多いドライバー遺伝子はEGFR遺伝子です。EGFRは、細胞の成長や増殖に関わる上皮成長因子受容体と呼ばれるタンパクです。その遺伝子に変異が起こると、上皮成長因子受容体にATP(アデ ...
ALK遺伝子変異とは
2018.11.01
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ALK融合遺伝子は、2番染色体にあるALK遺伝子と、その近くにあるEML4遺伝子が逆方向にくっついてできた異常な遺伝子です。この遺伝子からできるALK融合タンパクがATPと結合すると、細胞増殖を促すス ...
遺伝子/PD-L1の検査方法について
2018.10.30
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気管支鏡生検と経皮的生検 ドライバー遺伝子の有無をみるEGFR遺伝子検査、ALK遺伝子検査、ROS1遺伝子検査、BRAF遺伝子検査、PD-L1検査には、手術中に、あるいは確定診断のための生検によっ ...
肺がん特有の症状|咳・痰・胸痛・血痰など
2018.10.11
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肺がんは早期ではほぼ無症状です。肺がんの多くは、咳(せき)、痰(たん)、血痰(けったん)、発熱、呼吸困難、胸痛といった呼吸器症状をきっかけに発見されます。 ただし、これらは肺がんに特有な症状ではないた ...
肺がんの原因|タバコ?遺伝?その関係性
2018.10.11
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遺伝子が傷つくことで正常細胞ががん化 正常な細胞の遺伝子が傷つくことでがん細胞となり得ますが、喫煙、化学物質や慢性肺疾患は遺伝子を傷つけることにより、肺がんのリスクが上昇します。なお、遺伝子の傷が多い ...
肺がんのステージ(病期)|TMN分類とは
2018.10.11
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がんの進行の程度を示すステージ ステージ(病期)は、がんの進行の程度を示す言葉で、肺がんでは、がんの大きさ、広がり、リンパ節やほかの臓器への転移の有無によって決められます。肺がんの治療方針は、組織型と ...
肺がんの診断・検査 ‐ 肺がんの疑い〜確定診断まで –
2018.10.11
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肺がん疑い~肺がん確定診断 肺がんは、胸部X線、喀痰細胞診、胸部CTによる検査に加え、気管支鏡によりがんが疑われる場所から採取した組織や細胞を顕微鏡で観察し、確定診断します。 肺がんの検診 がん検診の ...
肺がんのゲノム(遺伝子)医療|遺伝子のタイプ別の治療法
2018.10.11
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プレシジョン・メディシン;遺伝子異常に合わせた薬物治療 2000年ごろまで、肺がんの薬物療法は、小細胞肺がんと非小細胞肺がんの大きく2つに分けられているだけした。肺がんの約90%を占める非小細胞肺がん ...
免疫チェックポイント阻害薬の効果予測のためのPD-L1検査
2018.10.11
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PD-L1検査の結果で使う薬が変わる 私たちのからだには、ウイルスや細菌などの異物が入ってきたときに、免疫細胞のT細胞が活性化し、異物を攻撃 、排除して、からだを守る免疫機能が備わって ...
小細胞肺がんとは(疾患情報)
2017.12.07
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肺の構造と働き 肺は、肋骨に囲まれ胸膜に包まれた臓器で、空気の通り道である気管の左右にあります。気管の右側にある肺は上葉、中葉、下葉の3つの区画に分かれておりそれぞれ気管に続く気管支が広がっています。 ...
小細胞肺がんの種類と分類
2017.12.07
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小細胞肺がんのステージ(病期) がんの治療を行う際には、まず検査によってがんの種類や進行度を診断し、循環・呼吸・免疫・栄養状態の全身状態を踏まえてどのような治療が適切かを判断します。そのためがんの病期 ...
小細胞肺がんの治療-免疫療法-
2017.12.07
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免疫チェックポイント阻害薬 従来、小細胞肺がんの薬物治療では、がん細胞に直接作用する抗がん剤のみが標準治療で用いられてきましたが、2019年に免疫チェックポイント阻害薬と呼ばれる薬剤が小細胞肺がんの標 ...
小細胞肺がんの再発・転移
2017.12.07
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小細胞肺がんが局所再発した場合 小細胞肺がんは再発しやすいのが特徴の一つです。小細胞肺がんが局所再発した場合は、化学療法を行うことになります。初めて腫瘍が見つかった時の初回治療終了から再発までの期間が ...
小細胞肺がんの治療-放射線治療-
2017.12.07
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小細胞肺がんの放射線治療 放射線治療は腫瘍に放射線をあてて、腫瘍細胞の増殖を防ぎ縮小させることを目的に行われます。小細胞肺がんでは放射線治療の適応は限局型です。 限局型小細胞肺がんの放射線治療は、標準 ...
小細胞肺がんの治療-化学療法-
2017.12.07
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小細胞肺がんの化学療法 小細胞肺がんは限局型と進展型のどちらにおいても化学療法が行われます。多くの場合、限局型は放射線療法との併用、進展型は化学療法の単独で治療が行われることになります。 細胞障害性抗 ...
小細胞肺がんの治療-標準治療-
2017.12.07
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小細胞肺がんの標準治療について 小細胞肺がんは進行が速いがんであり、残念ながら腫瘍が発見された時には手術が適応にならない時期の腫瘍であることが多いのが現状です。小細胞肺がんに対して手術療法が選択される ...
小細胞肺がんの治療-手術療法(外科治療)-
2017.12.07
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小細胞肺がんの手術療法(外科治療) 肺がんは一般的に画像診断や腫瘍組織を顕微鏡で確認する病理診断からがんの病期や進行度を診断します。肺がんの病期がI期あるいはII期であれば、手術が優先して行われます。 ...