オンコロスタッフ紹介
医療ライター 川又 総江
国内製薬企業研究所研究員、大学医学部研究室助手を経てフリーのメディカルライターに転身。医薬・バイオ関連出版社等の文献翻訳、医療記事作成を執筆すること20年。
執筆記事一覧
進行がん患者の診察室 コンピュータ画面でなく顔を見て対話する医師の好感度72%
2017.11.22
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支持・緩和療法の現場を舞台とする進行がん患者の意識調査で、担当医がコンピュータ画面を見ながら会話するよりも、患者の顔を見ながら会話する(face-to-face)方が良い印象を持つことが示された。20 ...
がん化学療法の副作用に対して患者が抱く不安感 ESMO2017
2017.10.11
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2017年9月8日から12日までスペイン・マドリードで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で、乳がんと卵巣がん患者を対象とする化学療法副作用に関する患者認識調査の分析結果が発表された(Abstrac ...
若年がんサバイバーが治療後の就労に困難を感じる要因 ESMO2017
2017.10.10
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若年でがんと診断され治療を受けたがんサバイバーについて、就労への影響を調査分析した結果が、2017年9月8日から12日にスペイン・マドリードで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で発表された(Abs ...
悪性胸膜中皮腫 治療再発後のオプジーボ×ヤーボイ併用療法で半数が1年間病勢コントロールを達成
2017.10.04
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主に職業的なアスベスト(石綿)曝露で潜伏期間を経て発症することが知られている悪性胸膜中皮腫は、標準療法であるペメトレキセドとプラチナ製剤による併用化学療法が効かない、または効いた後に再発した場合、承認 ...
根治切除後の高リスク悪性黒色腫、オプジーボが対ヤーボイで再発リスクを35%低下
2017.10.02
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根治切除後の再発や転移のリスクが高いステージ3b/c、またはステージ4の悪性黒色腫患者において、術後補助療法としてニボルマブ(商品名オプジーボ)を投与された群はイピリムマブ(商品名ヤーボイ)を投与され ...
内臓脂肪割合の高い閉経後女性はがんリスク上昇 ~12年間約6000人を対象としたベルギーの疫学調査結果~
2017.10.02
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2017年9月8日から12日までスペイン・マドリードで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で、閉経後女性におけるがん発症リスクは、体重や体格指数(BMI)の数値よりも腹部の内臓脂肪の割合が有意な決定 ...
悪性胸膜中皮腫の初回治療 標準療法と血管新生阻害薬オフェブの併用で増悪リスク半減
2017.09.28
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ニンテタニブ(商品名オフェブ)は、特発性肺線維症の治療薬として日本では2015年8月から販売されている抗線維化薬である。悪性胸膜中皮腫の初回治療として、標準的な併用化学療法(ペメトレキセド×シスプラチ ...
進行期悪性黒色腫の初回治療 オプジーボ×ヤーボイ併用後オプジーボ単剤療法で3年間の増悪・死亡リスクはヤーボイ単剤より57%低下
2017.09.27
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プログラム細胞死受容体1(PD-1)を標的とする抗体ニボルマブ(商品名オプジーボ)と、細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA4)を標的とする抗体イピリムマブ(商品名ヤーボイ)の併用療法が、2016年1月 ...
プラチナ製剤が効かない尿路上皮がん ドセタキセルにサイラムザを追加する二次治療で増悪リスク33%減
2017.09.20
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血管新生に働く血管内皮細胞増殖因子受容体2(VEGFR2)を標的とするモノクローナル抗体ラムシルマブ(商品名サイラムザ)は、日本では胃がん、大腸がん、および非小細胞肺がんの治療薬として承認されているが ...
BRCA変異陽性再発卵巣がん 錠剤型のオラパリブ(リムパーザ)がプラチナ製剤後の維持療法で病勢沈静
2017.09.04
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米国や欧州でBRCA1/2遺伝子変異陽性卵巣がん治療薬として用いられているポリADPリボースポリメラーゼ(PARP)阻害薬オラパリブ(リムパーザ)(海外商品名LynParza;リムパーザ)は、新剤形と ...
PD-L1陽性の進展型小細胞肺がん(SCLC)~キイトルーダ単剤で24例中8例が奏効~
2017.08.31
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非小細胞肺がん(NSCLC)のがん免疫療法に用いられているペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)が、進行性の進展型小細胞肺がん(SCLC)患者の3分の1(24例中8例)に奏効をもたらした。有効な治療法 ...
EGFR T790M変異陽性非小細胞肺がんの中枢神経系転移 脳に到達可能なタグリッソで奏効 ASCO2017
2017.08.18
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上皮増殖因子受容体(EGFR)T790M変異型チロシンキナーゼ阻害作用を有する非小細胞肺がん(NSCLC)治療薬オシメルチニブメシル酸塩(商品名タグリッソ)が、中枢神経系(CNS)転移病変、および軟髄 ...
DNA修復機構に異常がある転移性大腸がん ニボルマブとイピリムマブの併用療法で奏効率54.8% ASCO2017
2017.08.14
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転移性大腸がんの中で、DNAミスマッチ修復機構欠損(dMMR)、またはマイクロサテライト不安定性の高い(MSI-H)タイプの患者は、大腸がん全体の15%、転移性大腸がんの5%程度と少数集団ではある。 ...
悪性黒色腫と頭頸部がん ニボルマブのがん免疫療法に力を貸すIDO1阻害薬Epacadostatの有用性 ASCO2017
2017.08.14
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がん免疫療法の併用パートナーとしてインドールアミン-2,3-ジオキシゲナーゼ1(IDO1)阻害薬の有用性を示すデータが少しずつ積み上がってきている。特定の進行固形がん、およびリンパ腫患者を対象として、 ...
脳転移のある悪性黒色腫 オプジーボとヤーボイの併用がん免疫療法で過半数が頭蓋内奏効 ASCO2017
2017.08.09
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がん免疫療法の併用療法、すなわち、プログラム細胞死受容体1(PD-1)標的抗体のニボルマブ(商品名オプジーボ)と細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA4)標的抗体のイピリムマブ(商品名ヤーボイ)の併用療 ...
難治性悪性黒色腫 免疫チェックポイントPD-1とLAG-3の2分子を阻害する併用療法で概念実証 ASCO2017
2017.08.07
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免疫チェックポイントのプログラム細胞死受容体1(PD-1)を阻害する抗体ニボルマブ(商品名オプジーボ)は、根治切除不能の悪性黒色腫の治療薬としては日本で2014年9月から用いられ、従来の治療法では見ら ...
悪性黒色腫 キイトルーダ単独療法後およそ3年の死亡リスクがヤーボイより3割減 ASCO2017
2017.08.07
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がん免疫療法のプログラム細胞死受容体1(PD-1)標的抗体ペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)は、日本では2017年2月から根治切除不能の悪性黒色腫(メラノーマ)の治療薬として販売されている。切除不 ...
ヒトパピローマウイルス(HPV)の関連性が高い進行期子宮頸がん オプジーボ単剤療法の試験結果初公表 ASCO2017
2017.08.03
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免疫チェックポイントのプログラム細胞死受容体1(PD1)を標的とするがん免疫療法薬ニボルマブ(商品名オプジーボ)は現在、日本で悪性黒色腫、非小細胞肺がん、腎細胞がん、古典的ホジキンリンパ腫、および頭頸 ...
キイトルーダの先駆け指定適応症、進行胃がんでの承認申請を後押しする最新データ ASCO2017
2017.08.02
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免疫チェックポイントのプログラム細胞死受容体1(PD-1)を標的とするモノクローナル抗体ペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)は、2015年10月、治癒切除不能の進行・再発胃がんの効能・効果に対し、厚 ...
転移性子宮内膜がん キイトルーダ×レンビマ併用療法で約半数の患者が奏効 ASCO2017
2017.07.29
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日本国内において、マルチキナーゼ阻害薬のレンバチニブメシル酸塩(商品名レンビマ)は、2015年5月から根治切除不能の甲状腺がんの治療薬として、プログラム細胞死受容体1(PD-1)標的抗体のペムブロリズ ...